マキネッタブリッカ
仕事中は、コーヒーをよく飲みます。家では豆を挽いて、ペーパードリップでまじめに淹れて飲んでいます。
ちょっと欲が出てきて、エスプレッソなんかも飲みたいなーと近ごろ思ってました。
でも、エスプレッソマシンには手が出ません。置く場所もありませんし。
そんなとき、マキネッタという商品を知りました。直火でエスプレッソ的なものが作れると。
ビアレッティ ブリッカ 2カップ BIALETTI brikka 2cup
エスプレッソ「的」と書いたのは、厳密にはエスプレッソではないそうです。高圧の蒸気を使用する点は同じですが、エスプレッソの定義は9気圧まで上げた蒸気を使用するとのこと。マキネッタは2気圧までしか上がらないそうです。厳密にはマキネッタで淹れたコーヒーは「モカコーヒー」と呼ぶそうです。
それでも、ドリップとは違った濃厚なコーヒーが淹れられるみたいなので興味津々です。
で、買いました。
届きました。
軽く洗って説明書に書かれた手順で用意します。
上のタンク内に「H2O」と書かれた箇所まで水を注ぎ、その水を下のタンクに移します。下のタンクに印書けばいいのでは?とちょっと疑問でしたが、なにか実験をしているようで楽しいです。
中央のバケットに挽いたコーヒー粉を入れます。小さいのでけっこうこぼれます。
バケットのフチの粉は絶対キレイに拭き取ること!そうしないと圧力にムラができ、吹きこぼれの原因になります!と説明書にかかれてたのでキレイにぬぐいます。またちょっとこぼれます。
バケットを下のタンクにセットし、上のタンクと連結します。ネジ式なのでぐるぐる回します。
火にかけます。うちのコンロは3口あって、真ん中のコンロだけは少し小さい直径になっています。他のコンロではマキネッタの直径が小さすぎて乗りませんが、小さいコンロにはかろうじて乗りました。ただし角度によってはこけそうになり、非常に不安定です。火力を調節し、待つこと数分。
マキ「シュー」
ぼく「お、ちょっとコーヒー出てきた!」
マキ「プシュー!!」
ぼく「お、勢いよくなってきた!」
マキ「ゴボッ! ゴボボッ!! ブジュ;@lpkoji...!!!」
盛大に吹きこぼれました。
説明書を見ると、プシューの段階で火を止めるよう書いてありました。
ほとんど吹きこぼれてしまい、掃除している間にのこったコーヒーも冷めてしまいました。
作りなおそう。また手順をやり直し、再度コンロにセット。
マキ「シュー」
ぼく「よし、もうすぐやな!(コンロのスイッチに手を添える)」
マキ「プシュー!! ガタッ ガタンッ! ブジュ;@lpkoji...!!!」
プシューの勢いでこけました。
コーヒーは全部コンロにぶちまけられました。
3回目、右手をマキネッタに添え、左手はコンロのスイッチに。決して優雅とは言えない格好で待ちます。
沸くやいなやマキネッタを支えながらコンロを切り、何とか転倒も吹きこぼれも回避できました。美味しそうなコーヒーが出来あがりました。
すぐカップに注ぐ。
飲む。
んー濃い。。けっこう苦い。。砂糖をたっぷり入れた方が良さそうです。
豆の量などを工夫しながら試行錯誤していきたい。
デミタスカップも欲しいな。